レオン・バクスト（1866-1924)はロシアの画家。バレエ・リュスの衣装・美術担当としてご存じの方が多いかもしれません。
バレエ「牧神の午後」はいろいろな要素によって芸術界に衝撃を与えた作品ですが、その要素のうちには紛れもなくバクストの衣装デザインがあることでしょう。
なんで牛なんでしょうかね。
File:Bakst Nizhinsky.jpg - Wikimedia Commons
有名なやつ。
File:L'après-midi d'un faune by L.Bakst 01.jpg - Wikimedia Commons
「牧神の午後」の舞台美術。下の方に牧神が寝そべっているので、実際に舞台で使用されたものではなく案の段階でしょうか。採用されたデザインと違い、オーソドックスな半人半獣ですね。
File:Young Pan by L. Bakst.jpg - Wikimedia Commons
これは詳細がわかりません。バレエ・リュスによるこれまたパーンが登場するバレエ「ダフニスとクロエ」もバクストが衣装担当なので、そっちのパーンのデザインか……？と思うのですが……ただの私の推測なので信じないでください。
