牧神の絵画

牧神の描かれた絵画をひたすら集めています

ピエロ・ディ・コジモ Piero di Cosimo

ピエロ・ディ・コジモ(1462?-1521)はイタリアの画家。宗教画や神話画を多く残しています。代表作は「シモネッタ・ヴェスプッチの肖像」でしょうか。私は「宮殿建造」なんかも好きです。

 

A Satyr mourning over a Nymph (1495)

File:Piero di Cosimo 013.jpg - Wikimedia Commons

「プロクリスの死」とも「ニンフを悼むサテュロス」とも言われる謎多き作品。

ウィキペディア単独で記事があるくらい謎めいています。

 

 

The Discovery of Honey by Bacchus (1505)

File:Piero di Cosimo - Bacco scoperto miele.jpg - Wikimedia Commons

制作年が1499年なのか16世紀に食い込んでるのかいまいちわからない。

ディオニュソスが蜂蜜を発見するという、オウィディウスの『祭暦』にあるというエピソード。サテュロスがいっぱいいると、嬉しい!

これと対になる『シレノスの災難』という作品も近々追加しようかなと思っています。

 

 

A Hunting Scene (1494-1500)

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/437283

原始人の生活を描いたシリーズのうちのひとつだそうです。原始時代は人間もサテュロスも当たり前のように共存していたのか、このころの人間はサテュロスみたいなものだったのか、絵だけではいまひとつわかりませんね。