牧神の絵画

牧神の描かれた絵画をひたすら集めています

ディルク・ド・クワード・ファン・ラーフェステイン Dirk de Quade van Ravesteyn

ディルク・ド・クワード・ファン・ラーフェンステイン(1565?-1619?)はオランダの画家。経歴がなんとなくホワっとしていてよくわかりませんでした……生年も没年もホワっとしている……

 

Venus Riding a Satyr (1602-1608)

File:Venus Riding a Satyr.jpg - Wikimedia Commons

ヴェヌスおよびクピドがサテュロスにのっかっています。天上の愛よりも地上の愛の方が下位であることを表してるんですかね。足元の牧杖っぽいものがぐるんぐるんにねじ曲がっているのはなんか意味があるんでしょうか。

サテュロスと美女がいっしょに描かれている絵というのはその美女がただのニンフなのか美の女神ヴェヌスなのかよくわからないことが多いのですが、こちらの作品は羽根の生えた少年(クピド)がいるので明確にヴェヌスとわかります。