ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ Giovanni Battista Tiepolo
ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696-1770)はイタリアの画家。バロック期とロココ期のいいとこ取り的な画風で時代を作った画家のようです。先んじてご紹介しましたジョヴァンニ・ドメニコ・ティエポロのお父さんでもあります。
全員サテュロスなご家族です。奥にいるのはちょっと遠い感じがするからお手伝いさんでしょうか。
Female Satyr with Tambourine » Norton Simon Museum
比較的珍しい、登場するサテュロスが女性のみである作品。タンバリン伴いがちですね。良い。
Giovanni Battista Tiepolo | Seated Satyr Holding a Garland | The Metropolitan Museum of Art
ほわほわ。爪先がなんというか嬉しい描き方です。関節や副蹄がモリっとした感じというか。
Giovanni Battista Tiepolo | Two Seated Satyrs and a Child Satyr | The Metropolitan Museum of Art
いいポーズです。上サテュロスのピエロっぽい顔も下サテュロスののっぺり顔もかわいい。
バッティスタ・ティエポロはこういうほわ……としたインク画のサテュロスをまあまあな数残しているので、また気が向いた時に追加します。