ハンス・プファフ Hans Pfaff

ハンス・プファフ(1875-1914?)はドイツの画家・イラストレーター。雑誌の表紙やポスターアートで活躍した人のようです。いくつかのオークションサイトを見てみても没年は不詳。なぞのイラストレーターです。例によってカタカナにする場合「プファフ」という表記でいいのかどうかわかりません。

今回ご紹介する作品は署名が無く「作者不明」と紹介されている場合もあり、「Hans Pfaffの作品」として紹介していいものかどうかいまいちわからないのですが、まあ、暫定的にウィキメディア・コモンズを信用しようと思います。

「作者の没年がわからないのでパブリックドメインと断定はできないんだけど普通に考えてパブリックドメインと言っていいと思う」的な記述のある別ページのリンクも一応↓

「ユーゲント」はミュンヘンで1896年に創刊された大衆雑誌。「ユーゲントシュティール」（青春様式、当時の若い芸術家主導の斬新なスタイル）の出発点となりました。（早稲田大学の図書館のサイトにもう少し詳細があります）

こちらの表紙はサテュロスのほっぺの感じが少しポール・ダノに似ていてかわいらしゅうございますね。しっぽと蹄がちょっとだけ枠からはみ出ているのも好印象です。

牧神の絵画