ジョルジュ・バルビエ（1882-1932）はフランスの画家、というかイラストレーターです。様式としてはアール・デコの人となるようです。 L'aprés Midi d'un Faune (1913) File:George Barbier (1882-1932), Vaslav Nijinsky (1890-1950), 1913 3.jpg - Wikimed…

チャールズ・シムズ（1873-1928)はイギリスの画家。華やかながらどこか切ない妖精の絵が印象的な画家です。 2017年の「怖い絵展」に何枚かきていたので、覚えている方もいらっしゃるかもしれません。 The Little Faun (1905-06） File:Charles Sims--The Lit…

ハンス・マカルト（1840-1884）はオーストリアの画家。「画家の王」なんて呼ばれてすげ〜御殿を建てるなどしていたそうです。その工房にはグスタフおよびエルンスト・クリムトの兄弟がバイトに行ったこともあるとかなんとか。 その二つ名に恥じぬ、豪奢でこ…

エドワード・バーン＝ジョーンズ(1833-1898)はイギリスの画家。厳密にラファエル前派の画家ではありませんが、ほぼラファエル前派扱いされていると思われます。アーツ・アンド・クラフツ運動のウィリアム・モリスのマブダチ。 Pan and Psyche (1872-1874) Fi…

ジャン・バティスト・カミーユ・コロー（1796-1875)はフランスはバルビゾン派の画家。 風景画で有名です。私は上野の西洋美術館にある『ナポリの浜の思い出』がとても好きですね。 Ronde D’Amours (19th century) File:-Baptiste- Camille Corot, Ronde D’Am…

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)はイギリスの画家。現代の感覚でもわかりやすい少女の絵で人気です。 A Hamadryad (1895) File:Waterhouse, JW - A Hamadryad (1895).jpg - Wikimedia Commons ハマドリュアスはギリシャ神話における木の精…

ベックリン（1827-1901）はスイスの画家。特定の会や派に属していた話は聞きませんが、象徴主義の代表的な画家です。代表作は「死の島」でしょうね。 「死の島」という静謐な絵画がめちゃくちゃ有名ではありますが、神話の登場人物たちの生き生きとした表情…

カイ・ニールセン（1886-1957)はデンマーク生まれのイラストレーター。「挿絵の黄金時代」を支えた人物のひとりです。本屋で20世紀初頭のアール・ヌーヴォー系イラスト集を見てみると大概何らかの絵が載っていますので、ご存じの方も多いのではないでしょう…

フランツ・フォン・シュトゥック（1863-1928)はドイツの画家。ミュンヘン分離派の創立メンバーです。 代表作は「罪」でしょうか。当時めちゃくちゃ売れてたそうです。 サテュロスの絵を多く描いていた画家でもあり、牧神絵画botの常連です。ありがたや。これ…

エルンスト・クリムト（1834-1892)はオーストリアの画家。グスタフ・クリムトの弟です。兄よりも几帳面な印象を受ける絵ですね。 Pan tröstet Psyche(1892) File:Ernst Klimt - Pan tröstet Psyche, 1892.jpg - Wikimedia Commons エロスとプシュケの物語か…

レオン・バクスト（1866-1924)はロシアの画家。バレエ・リュスの衣装・美術担当としてご存じの方が多いかもしれません。 バレエ「牧神の午後」はいろいろな要素によって芸術界に衝撃を与えた作品ですが、その要素のうちには紛れもなくバクストの衣装デザイン…